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“Le vent se l?ve, il faut tenter de vivre” 風立ちぬ、いざ生きめやも 2013年夏、アニメーション映画『風立ちぬ』の公開に合わせ、零戦の開発や設計者堀越二郎氏に関する書籍が書店に並んでおります。 そして私も、PHP研究所「歴史街道」平成25年9月号の「零戦と堀越二郎」特集用に、扉絵や零戦各型の側面図を描かせて頂きました。  コマを割ったこの絵にも使っていますが、堀越二郎氏の肖像も描いてみました。 http://tamah.web.fc2.com/jinbutu/text/horikosi-zerosen.html ・・・・・・・・・・・・・・・ 「歴史街道」平成25年9月号の表紙(黒鉄ヒロシ先生画)  http://www.php.co.jp/magazine/rekishikaido/ amazon／「歴史街道」平成25年9月号  イメージ的な絵を・・・ 一一型が飛んでいて、それを見上げる堀越技師。 硬くない絵。しかし漫画でもない、柔らかいタッチで・・・ 風を感じる絵を・・・ そういうご依頼でした。 「従来の読者だけでなく、『映画を観て堀越に興味を持った層にも、手に取りやすい雰囲気になった』編集部、特に女性に好評」とのお言葉を頂きました。 絵描き冥利に尽きます。  零戦各型の側面図は、地味な絵ですが、大変な難産でした。 「人物像や活動記録が明白なパイロットが搭乗した機体を、零戦各型から6種を選ぶ・・・」 という指示に沿って、資料を集め分析しました。 大変にメジャーな零戦なのに、これで決まりだ！と思ったら即洗い直しの繰り返し。 各型の形、特定の機体のマーキング... 確定している情報かと思ったら、異説や間違った情報がゾロゾロ。 納めた後になって「こっちの方がより確からしいから、この修正版に差し替えてくださいっ。。」を何度やったことか。 でも、思い入れのあるパイロットを自分で選べたので、とてもやり甲斐のある仕事となりました。  今回のイラストのwebへの掲載は、PHP研究所「歴史街道」編集部より快諾を頂きました。 |
2013.8.14
