戦史勉強家の巨匠BUN師匠から頂いたモラン・ソルニエ MS406の1/48プラモデルを眺めながら描きました。
排気管のあしらい、せっかくの液冷エンジンなのに流線型にはほど遠い機首とスピナのライン、
翼の機銃周りの整形、傾いた車輪の取り付け方...
「なんでこんな処理をするのかなぁ...」とか、不思議に思ったり...
空力的におおらかっぽいスタイルが素敵で、手に取って観れば観るほど魅惑的な機体です。
傾いた車輪の構えが面白いので、それをネタに擬人化してみました。
いろいろな角度から描いてみたい飛行機。
Morane-Saulnier(モラーン・ソルニーェ)MS.406
1935年8月8日初飛行したMS.405の改良型で1938年から量産。
第二次大戦直前の機体としては、いささか古臭いが、緒戦の主力として敢闘した。
フィンランドでは、敵のソ連戦闘機LaGG-3のエンジンに換装した魔改造機が「メルケ・モラーヌ(おばけモラーヌ)」と呼ばれ珍重された。
全幅:10.71 m
全長:8.15 m
主翼面積:16.0 m2
総重量: 2,720 kg
イスパノ・スイザ 12Y31エンジン(860 hp)1基
最大速度:486 km/h
航続距離:800 km
上昇率:6分/5000m
武装:20mm 機関砲x1、 7.5mm機銃x2
乗員:1名
(2009.2.23)