雑記.38

化け物屋敷トップへ. イラスト館トップへ. 雑記録トップへ. back. next


カブトムシの訪問

深夜、というか朝方まで仕事をしていたら、カブトムシの雌が部屋にやって来た。

カブトムシの観察1

真夏も始まったばかりで、元気で若々しいきれいな雌。
信太狐や鶴の恩返しのようにカブトムシ女房がやって来たのかと思ったが、どうやら普通のカブトムシのようだ。

カブトムシの観察2

カブトムシの目は下方にも良く視界が開かれているのが判る。
今ちょうど、甲殻類など、生き物の体構造をきっちり描く仕事の真っ最中なので、ありがたい資料となった。

カブトムシの観察3

正面から見ると、ちょっと哀し気な目をしている。後で森に放してあげるから、ちょっと待ってや。
トゲのある腕の造形が素敵だなぁ...

そうだ!立体視の画像を作ろう♪
↓↓↓立体視の画像↓↓↓

立体視。挑戦してちょ


立体視のやり方が解らない人は↓をどーぞ。

映像をズラすのね

どですか? うまくいくと、すご〜く立体的に、そして距離感もあって面白いヨ。


さて、日が昇り、お昼ごろに、鎌倉の裏山みたいな山へ。カブトムシを放しに行くのであった。

山その1

夏山は良いねぇ。良い風が吹いてるし。カブトが人に捕まらないように、山の奥深くに分け入る。
トレッキングルートもある山だが、休日のお昼だというのに、まるで人気が無い。

山その2

ハルゼミの抜け殻かな?小さくてカワイイ。



急勾配の山道を登り、頂上へ。
頂上は風が吹き爽やか。周囲の山々や遠くの街々が下方に広がる。ニイニイゼミの合唱とウグイスの声が心地良い。

山その3

このクヌギの木にカブトムシを放してみたら、元気に登って行った。


子孫を残せよ〜。達者でな。バイバ〜イ。


別のルートから降りてみたら、狭い谷戸に小さな田んぼが連なっていた。

山その4

シオカラトンボがたくさん飛んでいる。オニヤンマの大きな勇姿が頭上を悠々と飛んで行く。
オニヤンマを見るのは久しぶりだな。カブトムシのお陰で夏山を堪能出来た。

2009.7.20
inserted by FC2 system