神田明神、裏手の社





神田明神、裏手の社。
お茶の水で、大お絵描き大会がありました。
1000人規模の参加者が、各々気に入った場所で風景スケッチを描きました。

4時間くらい描く時間がありましたが、最初の2時間くらいは、私は気に入った景色が見つからなくて彷徨い歩き...
(天気は良いし、雅びな風情の界隈なので、行楽気分にシフトっ)
ようやく昼下がりから2時間ばかりお絵描きをしました。

神田明神。表の立派な建物には触手が伸びず、裏手の小さな社をのんびりと。
他に近くで描く人も無く、時折、赤袴姿の巫女さんが通るくらい。
裏手の日陰、たった一人ポツンと、ということもあり、蚊には悩まされました。
しかし、蚊はちっちゃくて、いっぱい刺されても大して痒くはなりません。
都会の蚊って、儚い感じかな...

公園等と違い、さすがに豊かな神社、にゃんこの糞やゴミも無く、
(そのせいで、居心地が悪過ぎてロケハン時に興をそがれた場所多し)
座っている一面も、とても清潔。隅々まで厳かなハレの雰囲気♪
生の雅楽の音がすぐ近くで響き、夢の中で絵筆をふるうような、素晴らしいお絵描き環境...
アナログの絵筆を握るのは本当に久し振りでしたが、不思議なくらい手は感覚を憶えていてくれました。

私の絵も含め、選ばれた70人ばかりの絵が、明治大学アカデミーコモン・オープンギャラリーというところで展示され、更にその中の入選作として、ホルベイン工業賞という賞を頂きました。
賞状と賞品をもらうのなんて、何十年ぶりでしょうか。
うれしはずかし (=^.^=)

(アナログ水彩)
(2006.10.9作画。10.29アップ)

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