解る人には解るけど、解り難い漫画かも。。 まずは、日本語が解る人。 それから... 東京MXテレビやTVKなどの地方局でド深夜に放映された『狼と香辛料』(久々に好きになったアニメ?) を知っていて、 (このくらいなら知っている人はいっぱいいるでしょう...) しかも、昔の飛行機の事に詳しい人となると、いくらか限られてくるかもしれません。 TBU/TBY-1 シーウルフは、知名度の高い飛行機とは言えないでしょうから、これらの要素全てを解る人は世界で20人くらいでしょうか。 全くもって不親切な漫画であります。 意味が解らないとモヤモヤしてキモチワルイでしょうからネタを解説... なんてヤボなので、最小限にしておきますね。 ・「鉄工所生まれのメタボの仕返し屋」 →グラマンTBF「アベンジャー」雷撃機 (TBY-1 シーウルフのライバルだが実績では「アベンジャー」の一人勝ち) ・「鉄工所のあばずれ」 →グラマンF6F「ヘルキャット」戦闘機 (シーウルフと同じR-2800エンジンを搭載し大量生産された主力機) ・「海賊兄じゃ」 →ヴォートF4U「コルセア」戦闘機 (シーウルフと同じR-2800エンジンを搭載し大量生産された主力機) ヴォート社は、主力戦闘機F4Uの生産に追われ、TBU-1は、コンソリデーテッド社に里子に出しTBY-1となった。 しかし、TBY-1のエンジンは、当時の主力で生産を優先されたF4UやグラマンF6Fと同じR-2800だったため、後回しになってしまい、そのうちに戦争は終わり、日陰者になってしまった。 「TBY-1 シーウルフ」で検索すると、シーウルフの哀しい事情が解ると思います。はい。 |
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