妖怪イラスト画帖
イラスト館たま、化け物屋敷
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『白蔵主(はくぞうす)』
甲斐国の夢山に伝わる説話。
狩人の殺生をやめさせるため、古狐が狩人の伯父の僧に化けた。
その後50年ほど宝塔寺の住職に成りすましていたが、
犬に喰い殺されて、ついに正体を現してしまった。
能、狂言の『釣狐/こんかい』は、この説話に基づく。
けだものであっても心涼やかな白蔵主の姿を描いてみたいと思った。


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★14.7.12更新★


■14.07.12:亀の呪いをアップ。
■13.03.29:白蔵主(はくぞうす)をアップ。
■12.07.22:覚(さとり)をアップ。
■11.12.20:鵺の霊(ぬえのれい)をアップ。
■09.08.07:番外編/Orobas/オロバスをアップ。
■09.06.20:にゃんこマンガを更新。
■08.12.30:芭蕉精(ばしょうのせい)をアップ。
■08.12.15:煙々羅(えんえんら)をアップ。
■08.10.30:雑記.32 合羽橋のかっぱ河太郎をアップ。
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■07.09.07:番外編/廃都、時の果てをアップ。
■07.09.06:番外編/JOTUN/ヨトゥン/霜の巨人をアップ。
■07.07.20:おどろおどろ/おとろしをアップ。
■07.06.22:番外編/趙飛燕(ちょう ひえん)をアップ。
■07.06.01:火車(かしゃ)をアップ。
■06.12.31:葛乃葉(くずのは)に文を加えアップ。
■06.12.31:泥田坊(どろたぼう)にイラストを追加。
■06.12.31:野寺坊(のでらぼう)をアップ。
■06.11.20:トップ絵に葛乃葉(くずのは)をアップ。
■06.07.06:柳婆(やなぎばば)をアップ。
■06.04.25:ぬっぺっぽうをアップ。
■06.02.18:塗壁(ぬりかべ)をアップ。
■06.01.31:自己紹介/Profileページを作成。
■06.01.30:比々/狒々(ひひ)をアップ。
■06.01.28:叢原火/宗源火(そうげんび)をアップ。
■06.01.26:化け物五十音順索引及び6作品をアップ。
■06.01.26:トップページをアップ。


化け物は、知れば知るほど、ラッキョの皮を剥いていったら何も無し、
正体見たり枯れ尾花のように思えてくる。
本邦の固有種かと思えば、実は唐天竺渡りのモノも多い。

無数に語られる化け物のほとんどは、限られた種類に集約されるようである。
多くの不可思議な体験や化け物の正体は、狐狸鼬の類の悪戯と見なされていたりする。

そして、世に知られる化け物の姿形の多くは、江戸期の絵師鳥山石燕個人によって創出されたものである。
彼のお得意の言葉遊びによる創作妖怪も夥しい。

実体のあやふやな存在、それでこそ化け物なのかもしれない。

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闇の恐ろしさを失ってしまった現代ではあるけれど、家屋のまばらな場所では、今なお漆黒の闇を味わうことが出来る。
目の前にかざした自分の手も見えない闇に包まれていると、周囲の空間に「何か」が息づいているような恐怖に襲われたりする。
原始から近世までの人々が、日々の生活の中で闇や自然に対して感じたであろう恐れや無力感というものを追体験出来るような気がする。

そうした闇の中に潜む妖し気な気配を描けたら良いなあと思う。

化け物を背景の雰囲気から切り離して、単体のキャラクターとして図鑑化していったとしたら、ロクなものにはならないだろう。
化け物が陳腐な着ぐるみに落ちぶれてしまう。

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絵を中心とした化け物サイトを目指しつつも、文章の方で難儀する。
様々な書物を参考にして、それなりの文章をまとめるのも良いが、文が長過ぎてはいけない。
化け物や昔の物語には、一筋縄ではいかない多くの由来や話の筋がある。
それらを選び、割愛するのが難しい。
総括的な解説をする人は多くいらっしゃるので、私は敢えてバランスを考えずに、心に引っかかった事を書いていこうかなと思う。

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仕事の合間のわずかな時間、ゆっくり、化け物達と遊んでいきたい。
いつの日か、ここが百怪の跋扈する化け物屋敷になることを夢見て...



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